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朝、お水を替えパンをだし、お経あげたあと、ちょっと横になったら、父がはったうちのこの思い出の張り紙が顔のよこに落ちてきて、朝はおさんぽって文字がドドンと。
お散歩、なにより大好きだったもんね

細い畔みち、冒険するとき、先導に立って探索して、草の合間確認、行き止まりの手前でトトトって早足できびす返してUターン。額が肩がお腹がすりりモフんと、すれ違うときの存在を感じる温もりと弾力
忘れられない

朝 おさんぽ ずっと行きたかった眺めてたあっち。ずっと一緒。 さびしい

神社にお祈りに行って、せめて体重を増やさせてくれ、踏みとどまってくれ、脱水から立ち直らせて、漢方のませて助かるように、縁起が悪い言い方だけどせめてこの冬越したい、その先はそれからお祈りするので、助けてくれ
ここで育ったんだ。ここで育ってきたんだ。悪霊魔邪から護ってくれと
町の神社に頼んで、雨で沈んだ参道をさ、これもギョウだろうと進み祈って、
得たものはすべて真逆になったことと、
今も消えない神社でぶつけて残った頭の腫れだけ………

今頃、調べて、何になる?
いつか、どこか、意識を過去に記憶を持ったまま飛ばせて、自分に警告して叱り飛ばせたなら、そのために生きるのか?他に生きていく理由が何が残ってる?
ぜんぶ自分の人生あの子が居て、あの子が息してるからくだらないこと出来ていたんだ。
あの子が居ない。居るけど、身体がもうない。美味しいもの食べさせられないし、お水も飲ませられない、遊べない、笑顔も見れない、何か調べてもあの子に漢方を飲ませることはならない
今、何で、ここに自分がいるのか

未来なんてこない。時が止まっていて、何がある?

霊芝だって、温裏薬草だって試してみるべきだった。こわがって同じ薬草、それで脱水進行させた。あのとき是が非でも札幌に行ってる父に買わせるんだった……
まだ、間に合ったかもしれない、恐らく弱りきっていてもはや手遅れだったかもしれないが

いままで、ずっと新郵便局行くの喜んでくれなかったのに今月はなぜ喜んでて鼻くーくーして風の匂い嗅いでた。
あの向こう側に行きたかったんだってそう見えてた。
行ったげるべきだった。
カートだからって無理させないじゃなくて
無理してでも

昨日、夜中2時半に交換して、お布団に置いておいたお水半分に減ってる。

食べ物待ちの顔、求心的でお目々パッチリで存在感のある顔
食べてる時の、かわいい食べ方も
かわいいお口。かわいい表情
かわいい、愛してる。
ご飯の最中、愛してるって口から漏れ出るめんこいんだ

家中ぜんぶこの子の記憶しかない
どこを見ても視界に居てくれるんだ
思い出せる

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もふもふ珈琲店

まったりできる一杯を、あなたに。